一時停止のあるある・・・②
十数年前のオヤジから電話。内容は踏切で一時停止をして安全確認をしたのに不停止違反の違反切符を発符されたがどうして?との事。オヤジは元タクシードライバーでゴールド免許だし私から見ても安全運転なドライバーなので電話がかかってきた当初は解らず戻ってから詳しく聞くと返事をしました。前回と同じように日常運転に於いて知らず知らずのうちに犯してしまいそうな、教習中にもある事例を復習しておきましょう。
まずオヤジは踏切という定められた場所で一時停止を怠ったということで、その場合に科せられる反則名は『踏切不停止等違反』となります。しかしオヤジ本人は踏切で停止して確認を行ったとの主張ですし踏切は一時停止という誰もが知っているルールなのにどうして切符を切られたのでしょうか。答えを言いますと踏切(内)で一時停止をしてしまったからです。言い替えると踏切の停止線を超えてから一時停止をしたから切符を切られてしまったんです。
このシーンでオヤジは遮断機は見えていたけれど視界下部の停止線は気にならずに無意識のうち停止線より先の遮断機直前で一時停止をしてしまいタイヤが停止線を踏んでいた為にオヤジは違反を犯してしまったと推察できます。
道交法では停止線より先が踏切なので停止線手前で止まりましょう。前回でも申しましたが停止線と車両先端まで1m以内、イメージとしては車両にもよりますが停止線が自分のつま先2m前後に近づいたところで停車出来れば理想です。踏切は音量を落としているところもありますし最近の車両は防音性も良いので警報音が聞き取りづらい傾向にありますので踏切に接近する場合には必ず窓を少しだけでも(1~2cmだけでも)開けておくようにしましょう。
踏切は車両それぞれが一時停止なので踏切あるあるをもう一つ、列車通過後ですが前に先行車がいる場合つられて進行してしまう場合が多々有りますので注意しましょう。また自分では止まったつもりが止まれていない場合もあるので注意しましょう。
違反について・・・
道路交通法第33条1項(踏切の通過)
罰則3月以下の懲役又は5万円以下の罰金
違反点2点(踏切不停止等違反)
反則金 大型車1万2千円、普通車9千円、二輪車7千円、小型特殊・原付車6千円
違反点2点(遮断踏切立入違反=警報音が鳴りだしてから)
反則金 大型車1万5千円、普通車1万2千円、二輪車9千円、小型特殊・原付車7千円
踏切の停止位置と窓は要注意ですよ~
#ペーパードライバー #教習 #ペーパードライバー教習 #ペーパードライバー講習 #ペーパードライバー練習 #指導 #滋賀 #京都 #大阪 #大阪近郊 #兵庫 #奈良 #運転練習 #マイカー教習 #マイカー講習 #マイカー練習 #出張 #出張教習 #出張講習 #教習所 #バック #バック駐車 #縦列 #縦列駐車 #車庫入れ #運転免許 #個別運転教習アシスト #センターライン #中央線 #交通安全 #安全運転 #信号機 #信号 #運転 #運転中 #ドライブ #道路交通法 #道交法 #信号無視 #交通違反 #違反 #反則金 #車 #自動車 #マイカー