先日の朝、河原町御池交差点を北進中での出来事です。同交差点の北横断歩道にさしかかる頃、通勤と思われる女性の運転している自転車が私のいる車道の左車線に同じ方向へ左手歩道から飛び出してきました。このとき女性側の東西の信号は横断歩道を含めて赤、私がいる車道の南北の信号はとうぜん青ですし画像の車両（黒）のように車道の右車線にはバスが並走していましたのでエスケープゾーンはありません。

　このようなヒヤリハットのシーンは朝夕のラッシュアワー以外にも通常の住宅街付近でも起こりうることですね。幸いにして咄嗟にブレーキをかけ衝突まであと50cm～1mくらいのところで回避できましたが女性は私に気付くことなくそのままペダルを踏み続け進んでいました。（まぁいいけどね・・・）

　交通事故には必ず何らかの要因・原因があり、事故の当事者となった車・バイクや歩行者に要因・原因があったり、当事者ではない他の車・バイクや歩行者などが要因・原因となったりと様々です。見えている所にも見えない所と同じくらい危険が潜んでいるかもしれないという危険予測運転（KYD）をざっくりリストアップしてみました。

運転中にボールや子供を見たら飛び出して来るかも！と予測しましょう。

運転中に道路両側に離れた子供と大人を見たら親子と思い子供が飛び出して来るかも！と予測しましょう。

運転中にバス（特に幼児バス）が停車していたら前後は人が出て来るかも！と予測しましょう。

運転中に対向車が渋滞している横断歩道には人・自転車が出て来るかも！と予測しましょう。

運転中に停車した車・停車中の車のドアは急に開くかも！と予測しましょう。

運転中に子供の集団が居たらふざけて合いで飛び出して来るかも！と予測しましょう。

運転中に自転車が居たらフラフラ車道に出て来るかも！と予測しましょう。

運転中に住宅の門扉・ドアが開いているときは人が出て来るかもと予測しましょう。

運転中に路地は子供・自転車が飛び出して来るかも！と予測しましょう。

運転中に交差点は信号無視の車・バイク・自転車・人が来るかも！と予測しましょう。（今回はコレですね。）

運転中に右折する（ハンドルを回す）前にバイク・車が自分より内側に来るかも！と予測しましょう。

運転中に左折する（ハンドルを回す）前に死角にバイク・自転車・人がいるかも！と予測しましょう。

運転中に後退（バック）しようとする前に後ろに人がいるかも・車が来ているかも！と予測しましょう。

運転中に対向車の後ろの車は追越してくるかも！と予測しましょう。

運転中に対向車のバイクは自分が思うより早く接近して来るかも！と予測しましょう。

運転中にトンネル出入口付近・日陰・カーブの先・橋など冬は凍結してるかも！と予測しましょう。

運転中に雨の降り始め日暮れ時は他車が異常接近して来るかも！と予測しましょう。

運転中に雨の日の河川沿い路肩は（山間部は路肩・山側両方とも）崩落するかも！と予測しましょう。

運転中にタクシーが走っているとき急ハンドル、急ブレーキで停止するかも！と予測しましょう。

運転中に夜の繁華街、明け方の対向車は居眠り運転・飲酒運転かも！と予測しましょう。

運転中に水・砂がある道路・工事中の道路は滑るかも！と予測しましょう。

ざっくりだけでも21例、予測を踏まえて運転していくことはリスクマネジメントに直結し事故予防策とも言えますので参考にされてみてはいかがでしょうか。

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